このたびは

このたびは 幣(ぬさ)も 取(と)りあへず 手向山(たむけやま)

紅葉(もみぢ)の錦(にしき) 神(かみ)の随(まに)まに

作者　　菅原道真

今回はお供えの品を用意できませんでしたが、この手向山の美しい紅葉を、神様への贈り物として差し上げます。神様、どうぞお受け取りください！紅葉の美しさを神様へのお供えにした、気持ちのこもった歌だよ。