あまつかぜ

天(あま)つ風(かぜ) 雲(くも)の 通(かよ)い路(ぢ) 吹(ふ)き閉(と)じよ

乙女(おとめ)の姿(すがた) しばしとどめむ

作者  僧正遍昭

天を吹く風よ、雲の中の通り道を吹き閉ざしておくれ!天女(おとめ)の美しい舞が終わりそうだから、その姿をもう少しだけこの世にとどめておきたいんだ。

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