めぐりあひて

めぐりあひて 見(み)しやそれとも 分(わ)かぬ間(ま)に

雲隠(くもがくれ)れにし 夜半(よは)の月(つき)かな

作者  藤原義孝

ひさしぶりに会えたけれど、それがあなただとわかる間もなく、あなたは帰ってしまった。まるで、雲に隠れてしまう夜中の月のように、あっけない再会だったね

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