ももしきや

ももしきや 古(ふる)き軒端(のきば)の しのぶにも

なほあまりある 昔(むかし)なりけり

作者  権中納言定家

古くなってしまった宮殿の軒先に生えているシノブ草を見ると、昔の栄えていた時代が、今もなお偲ばれるなあ。昔を懐かしむ気持ちと、時の流れを感じる歌だよ。

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